老眼
老眼とは、年とともに水晶体の弾力が衰え、水晶体の厚みを変えることが難しくなる症状のことです。

一般的に遠視の人は老眼になりやすいとか、老眼になるのが早いといわれますが、実はそうではなく、遠視の人は近くが見づらくなるので、顕在化しやすいだけです。

老眼のコンタクトは、近視や乱視用コンタクトレンズと同じく、直接目の中に入れて使用するものです。
これは特殊な加工をしたコンタクトを装着する事で気軽に老眼を改善するものです。

老眼を改善といっても治すわけではなくメガネと同じで、コンタクトをつけることによって焦点を近づける、ということです。

老眼コンタクトを利用する理由のひとつとして、老眼鏡を使うのに抵抗がある、というのがあります。

しかし、老眼コンタクトを目の中に入れることに抵抗を感じる方の場合は、一般的な老眼鏡を利用するという選択もあります。
老眼チェック
目の直前に手をかざしてください。

その手を徐々に遠ざけていって、指の指紋にはっきりとピントが合い始める距離はどのくらいですか?

ピントが合い始める最も近い距離、それがあなたの「近点」です。

近点が30cmを超えると手元が見えにくくなり日常生活に支障が出てきます。
ここからチェックレンズモード
老眼になる原因
老眼になる主な原因は、大きく分けると二つあります。

一つ目は、加齢(老化)が原因となることです。
カメラのレンズに当たる、眼の水晶体は老化と共に弾力が落ちてしまいます。
若い人の眼は、近くでも遠くでも、この水晶体がピントを自動で調節してよく見えるようにしてくれます。
しかし加齢によりこの水晶体の機能が衰えてくると、自然とピントが調節できなくなり、老眼になってしまうというわけです。

これは誰もが直面する問題であると言えるでしょう。

二つ目の原因は、眼を酷使することです。
若い人でも老眼と同じ症状が発生することがありますが、その主な原因は、この眼の酷使でしょう。
携帯電話の画面、テレビやパソコンなどの画面を見ることがあまりに多いと、眼を酷使することになります。

この場合、水晶体を調節する部分「毛様体筋」に過度の負担が掛かり、調節力が弱まってしまうのです。
それで、若い人でも老眼(実際には老化しているわけではありませんが)になる可能性があると言えます。